一人暮らし編 3
一人暮らしの賃貸物件探しは、大体の場合「何を我慢するか」でほとんど決まってきます。家族で暮らす住居であれば、色々妥協できない点が生じてくるのですが、一人暮らしの住居など極論寝る所があればOKという人もいるぐらいで、究極的な意味合いで妥協できない部分は皆無です。台所も、三食コンビニ弁当というような人(もちろん健康には非常に悪いでしょうが…)であれば要りませんし、風呂やトイレも共同で構わないという人も居ます。こういう系統で究極の形は、大学などの古い学生寮でしょう。風呂トイレ共同、炊事場も共同、個人のスペースは4畳半以下というような環境であれば月1万円以下という事もザラです。これだって家賃を払って住んでいるのですから立派な賃貸物件です。似たようなものは古い社員寮などにも見られます。とにかく居住空間なんて寝られる場所があれば良い、家賃の分のお金は他に回したいという人には十分魅力的な選択肢です。しかも、こういう寮の類は、学校や職場からのアクセスが良いのが普通ですので、その点でもバカに出来ないアドバンテージがあります。
仮にそこまで何もかも削らなくても、築年数が古くて微妙にギシギシ言うのを我慢するだとか、壁が薄くて隣の音がよく聞こえるのを我慢するだとか、通勤先から1時間掛かるのを我慢するだとか、色々な部分で家賃と相談して削ったり盛ったりして物件を探すのは普通にある話でしょう。新築一戸建てなんかと違って、実に多種多様な条件状態の中から探すのが、一人暮らし物件探しの醍醐味だとも言えます。